こぐまの解放日誌

自分のことを見つめ直す時間。韓国語とわたし。

TOPIK 쓰기マスターへの道【おすすめのテキストはこれだ!】

こんばんは。こぐまです。

 

前を向いて今日を生きるために過去にはこだわらないわたしではありますが……(うそです、単に時間が過ぎるときれいさっぱり忘れてしまうため)続けてTOPIKのテキストについての記事を書いてみます。

 

著作権の問題がありますからテキストの中身はお見せできないので、こぐまの拙い語彙力で一生懸命説明しますので、みなさまは想像力を豊かにして読んでいただくようお願いします。

 

初めて受験の方はこれ!

TOPIKⅡ受験しようかな……って思い始めた方にとって最大の難関と言ったらやはり쓰기ではないでしょうか。日本語でも700字近く書くのってなかなかですよね。それを韓国語で。ましてお題は社会問題についてだったりするわけです。

 

試験当日、解答用紙の回収時に54番は白紙のまま提出された方もちらほら見受けられました。時間が足りなかったのか、いさぎよくあきらめたのか、魔物に遭遇したのかはわかりませんが……少しでも書けるように。できれば時間内に書けるように。書けた!と思えると嬉しいですよね。

 

ある程度、韓国語は読み書きできるもん!

社会問題だって理解してるし意見もしっかり持ってるんだから!

っていう自信満々の方も試験前には対策をすることをおすすめします。

 

TOPIKのテキストはいろいろ出ていますが、初めて受験する方はまずこれ!

 

前田大先生の本です。

やっぱり最初は「日本語でしっかりと理解して着実にステップアップ」が必要です。

 

そこは優しい前田先生がTOPIK試験の概要から書き方のコツ、文章の構成の仕方まで手取り足取り教えてくださいます。

4年ぶりの受験ですっかり頭の中がきれいになってしまったこぐまもこちらの本を久しぶりに開きまして、なるほど~そうか~と勉強させていただきました。

 

初めての方はまずはこちらで試験についての情報を把握して、問題はどんなものなのかどんな書き方をすればいいのかを身につけてみましょう。

 

もっと点数伸ばしたい方にはこれ!

TOPIKⅡはすでに経験済み、でもなんだか書けない。

どうしたらいいの?という方もいますよね。もちろんわたしもその中のひとり。

 

わたしが今回使ったテキストはこれ!

注意!!シリーズで何冊かあるので購入の際はよく確認してください。

表紙はみんな同じですが「유형MASTER」と書いてあります。

 

オススメポイントは

  1. 問題数が多い
  2. 最新版2022年発行である
  3. 重要表現の練習、解説もあり
  4. 多様なテーマのまとめあり
  5. 表紙がさわやか  (5つのほうがいいかな……って無理があったかしら)

 

203ページのテキスト̟に78ページの別冊解答集付き。

そして解答集の巻末にはTOPIK試験で配られる解答用紙と同じ様式のものもついています。

 

テキストの内容ですが、51番から54番の筆記問題の分析と採点基準なんかも書かれています。すべて韓国語です。

 

そのうえで51番と52番(空欄を埋める問題)が14問ずつ

53番(グラフを説明する問題)が3つのパターンで合計10問

54番(テーマに沿った作文)が4つのパターンで合計12問

と問題が用意されています。もちろん模範解答あり。

 

プラス3回分の模試つき(쓰기問題のみ)

 

これだけでかなりの問題に触れることができますが、いちばん良かったのは「주제 이해하기」というページ。

 

問題では扱われなかったテーマについても要点をまとめてくれているのです。例えば、死刑制度、ノーキッズゾーン、整形手術など……。これらのテーマを自分で調べて全部まとめるのは大変な作業ですから、キーワードや考え方などが見開き1ページずつ、20テーマありますので有難いかぎりですよね。

 

たくさんの問題に触れていくなかでこの試験が求めている書き方が見えてくれるはずです。解答用紙をコピーしてとにかく書いてみましょう!

 

最後に

テキストの魅力をお伝えできたかはわかりませんが、今回の試験でわたしが使ったテキストについてご紹介しました。

 

先日の受験記でもお伝えしたようにTOPIKは過酷な試験です。

kogumakorea-japan.com

 

何の準備もしないで飛び込んでしまうと「できなかった……」と自信を失ってしまうことにもなりかねません。試験当日は予想外のトラブルや緊張がつきもの。だからこそ万全の準備が必要です。

 

国学習者のお祭りとも言われるTOPIK。

少しでも達成感を味わえますように。次の試験は春。皆さんのチャレンジを応援しています。以上、こぐまでした。