ドラマはなかなか정주행(一気見)しないのですが、恋愛バラエティーはどんどん観ちゃうこぐまです。思い返せば遠い昔、あいのりとか未来日記とか好きだったなぁ。
ということで今回はNetflixで観れる韓国恋愛バラエティーについての記事です。なんか話題になってるっぽいけど、どんな番組なの?と気になる方向けの内容になります。
結末のネタバレはもちろんしませんが、内容に触れないわけにもいかないので「わたしは何も知りたくないので!」という方は読むのをご遠慮くださいませ。
脱出おひとりさま島 シーズン2
あらすじ
最近シーズン2が配信されたこちら。観た人も多いのではないでしょうか?
「地獄島」と呼ばれる無人島で男女数名が共同生活をしながらお互いを知っていく。ただし地獄島では年齢や職業は明かしてはいけないルールが。
定期的に行われる「マッチング」でお互いを選べば「天国島」と呼ばれる豪華ホテルへヘリコプターで移動。そこで年齢と職業を明かしふたりだけの時間を過ごすんです。
参加者の想いが交錯し、様々な駆け引きを経て迎えた最終日、恋人になりたい女性のところへ男性が行き、OKならふたりで帰るという流れです。
天国と地獄
地獄島という呼び名ではありますが、決して劣悪な環境ってわけではありません。
お洒落なテントに簡易的なベットもあるし、キッチンには食材も用意されている。その食材を使って参加者は協力して食事を作る。一緒に水を汲みに行ったり火を起こしたりと自分の気持ちをアピールするチャンスにもなる時間です。
ただし、お目当ての人から選ばれなかった場合、天国島で他の誰かと過ごしているその人を想い、苦しい時間を過ごさなければいけない。そんな意味での地獄島なんだと思います。
天国島は現実離れしたようなホテル。
えっ、巨人用ですかっ?ってくらい大きいドアの先には、何人用ですかっ?っていう広さのお部屋。そしてなんと各部屋びっくりサイズのプール付き。
ステーキにパスタ、ハンバーグ、デザート、お酒……ルームサービスで好きなだけ食べられる。ここでは年齢と職業を明かすことができて何よりふたりだけの時間を共有するわけですからグッと距離が縮まったり、逆に「あれ?なんか思ってたんと違う」の場合も。
一生のうちであんなホテルに泊まるチャンスは訪れない人がほとんどのはずですから、1泊過ごせるだけでそれこそ天国ですよね。
見どころ
こぐま的注目ポイントは3つ。
1 まぶしいばかりの出演者たち
出演者たちは大学生や会社員だったりと様々ですが、韓国俳優顔負けのプロポーシ ョン。実業家や元ミスコリアなど「ごく普通の一般人」というわけではなく、半分芸能人という印象。
男性陣の鍛えあげられた肉体、女性陣の華やかな衣装。胸元の開いた服、短いスカート、背中丸出しのドレスなんかは娘を持つ母としてはハラハラ……。
最初の自己紹介での「わたしのチャームポイントは…」「理想の相手はこういうタイプです」と堂々と語る姿には韓国人らしさを感じます。こぐまも自分のチャームポイント語れるようになりたい……。
2 年齢、職業あてゲーム
最初の段階では参加者の年齢や職業は公開されないので、視聴しながら年齢や職業を予想していくのも楽しいと思います。年齢はだいたいそんなもんかなという感じですが職業や学歴が予想に反してびっくりの人も。
ネットを検索すればわかってしまいますが、そこはぜひ見ないで視聴するのをおすすめします。もちろん、誰と誰がカップルになるのか予想もあり。視聴者的にはこっちの人の方が魅力的なのにな……と思っても本人たちの思惑は違うことも。
見守っていくと男女ともに自分の「推し」もでてきたりして。
こぐま的にシーズン2での推しは男性は途中から登場のキム・セジュンさん。女性はチェ・ソウンさんです。
3 恋する瞳、戦う姿
昔から「目は口ほどにものを言う」と言いますが、ほんとそれ。
気持ちって目に現れるんだなぁと実感。この人のこと好きなんだなってわかっちゃいます。
そして気なる異性を氏名する権利を争う戦いが時々あるのですが、男性陣の力を競うゲームでの真剣な姿。いいです。
今回シーズン2の最後の戦いでは泣かせていただきました。切実な想いが伝わるファイトがあります、とだけお伝えしておきます。
番組が終了しても、インスタで出演者のその後の交流などを垣間見れるのもまた楽しい。
たとえ20年若かったとしてもとても参加できそうにないハイクラスな恋愛バラエティ。シーズン1、2ともにおすすめです。
チェンジデイズ2
あらすじ
安心感かトキメキか。
倦怠期、会えば喧嘩ばかり。軍隊に行く彼を待っていられる自信がない……さまざまな問題を抱え、付き合い続けるか別れるべきか悩む4組のカップルが集合。
済州島の宿泊施設で共同生活をしながら恋人との関係や自分の気持ちに向き合っていくというプログラム。
ただし、他の異性とのデートをしながら。参加者カップルは番組の始まりとともに「理想の相手」に近い他のカップルの異性とデートをします。番組開始早々、彼は自分の彼女が他の男性とデートをする場所に送っていかなければならない。
いろいろな感情が動き始めます。他の異性と出掛けるのに化粧を直す彼女に対する嫉妬、彼とは会話が弾まないのに理想の相手とは共通点も多くて話も弾む。
こちらの番組でも「誰とデートしたいのか」のマッチングが行われ、恋人をチェンジする時間を過ごします。他の人と楽しそうにデートする交際相手をみて、言い争い、今まで言えなかった自分の気持ちを吐き出していく参加者たち。
そのなかで2人の関係を整理しながら最終的に別れるのか、このまま交際を継続するのか、はたまた違う相手を選ぶのか、全員が最終決断をくだすことになります。
見どころ
ドラマではたくさんの恋愛のかたちを観てきました。ただあくまでドラマはドラマ。
もちろんバラエティー番組にも台本があって編集もされているでしょうが、リアルな韓国のカップルたちの姿がみられます。特に喧嘩のシーンではめちゃくちゃ早い韓国語が飛び交い。ずっと聞いていると自分もあの速度で話せるようになった気さえします。
そして教科書にはないネイティブたちの表現。
티기타가가 좋다という言葉が何度も使われていました。卓球のボールがテンポよく言ったりきたりするように話が合って会話がリズミカルに続くというような意味。
もう恋愛を卒業した立場からすると「恋愛って大変だな」なんてしみじみ思ったり「そんなに喧嘩するならもう別れちゃいなさいよ~」って思ったり。勝手に「恋愛見守り人」的な立場で視聴。
恋人であれ夫婦であれお互いを理解してよい関係を築いていくというのは簡単なことではありません。ただ感情的にならずに想いを伝えることは大切だなとこの番組に教えてもらいました。
済州島内を舞台にデートをするので、カフェや工房などこんなところもあるのかぁなんて視点でも楽しめました。4組たちのカップルの決断は果たしてどうなるのか……。
まとめ
ドラマもいいけれど、たまには恋愛バラエティもいかがでしょうか。
恋愛未経験の方も
恋愛中の方も
恋愛卒業者も
自然な韓国語に触れつつそれぞれの視点で楽しめるのではないでしょうか。
以上、観た感想を誰かと共有したかったこぐまでした。