こぐまの解放日誌

自分のことを見つめ直す時間。韓国語とわたし。

釜山への道 プロローグ ~パスポートを受け取るの巻~

4月に釜山旅行を計画しています。

 

先日のこと。

無事に釜山への大きな1歩を踏み出しました!

 

ただパスポートを受け取っただけですが。

 

受け取っただけとは言え3時間かかりました。釜山とは全然関係のない、いつも以上にどうでもいい内容になりますので、時間が売るほどあるから気にしないで~と思ってくれる方のみお付き合いくださいませ。

 

嫌な予感は当たるもの

 

時は「マイナンバーカード申請しないと損するよ」旋風の最中。

朝のニュースでも「マイナンバーカードの申請者で窓口がいっぱい」なんてのやってました。嫌な予感はしたんです。

 

でも来週からまた忙しいし、今日しかないということで行きましたよ。

そしたら案の定、駐車場もいっぱい!市民課の窓口に溢れ出す人、人…。

 

あ~あ、やっぱりだ……。マイナンバー90人待ち

パスポート5人待ち

 

パスポート窓口はひとつ。

前回、申請に来た時にはマイナンバーのお客さんたちもいなかったし、ものの30分で終わったんです。言ったって受け取りですから。

 

1時間くらいで終わるでしょ……と。

 

わたしの番号705番。

着いた時は701番の方が手続き中。701番さんの高齢の方にかなりの時間がかかっていましたが、その後まぁまぁ順調に進み704番終了。

 

なんというタイミング……

いよいよ次だ!と心の準備をしていると……

 

ピピピピーン!

12時になりました。

 

またも嫌な予感……。はい、そうです、ここはお役所。

次々と職員さんたちが小さなバックをこそっと抱えお昼休みに入っていくわけですよ。

さっきまでパスポート窓口を担当してたお姉さまたちも次々といなくなりました。

 

こぐまのお腹だってグーグーです。もう2時間近く待って疲れてます。

なので勇気を出して近くにいた職員さんに聞いてみました。

 

「あの……パスポートの受け取り、次なんですけど……もし職員さんたちお昼に行っていて呼ばれるのは1時間後ならわたし席を外しても……」

 

と言うと

「出かけたいってことですか?」

と聞かれ……別に出かけたいわけではないんだけど……。

 

「わたしは違う係なので」

「番号が次だとしても次に呼ばれるとは限りません」

 

なんだかなぁの回答が返ってくるのみ。

 

チーン……

 

もういいや……仕方なく我慢してその場で待ちました。

結局、職員さんたちのお昼休みを待って無事交付。受け取り自体の所要時間は5分でした…。

心も体もくたくた……。

 

テレビの影響

 

マイナンバーカード手続き待ちの皆さまは

「ニュースでもやってたね」と言い合っていました。

 

いつも観光客いないお店なんかもテレビで取り上げられると、たちまち人がいっぱい。

 

テレビの力、顕在です。

 

場合によっては、ネットで手続きが済んじゃったり、最近はデパートや携帯ショップなんかでも出張窓口やってるらしいですよ~!

 

とわたしが広報したかった。しないけど……

 

たぶん、そうやってきちんとアナウンスしてくれたら、多くの方が「そんな方法もあるの?」ってお帰りになったのではないかなんて思います。

 

事前に調べてから行くと無駄な待ち時間も回避できますね。何よりギリギリじゃなくて余裕をもってが1番。

 

もちろん、わたしも含め……知ること大事!早め早め大事!情報を正しく聞くこと大事!

 

行政のもどかしさ

公務員にだってお昼を食べて休む権利はあります。

いつもにない数のお客さんが押し寄せるなか一生懸命対応してくれていることと思います。

 

でもど~にかなんないのかなって思ってしまいました。来客者が苛立つ要因ってここなんだよな……って行政のもどかしさを改めて感じてまいりました。

 

待つしかないお客さんはよ~く見てます。

あの職員さんやる気ないなとか、この職員さん感じがいいから、あの窓口で呼ばれたらいいなとか思いながら。

 

そして待たされているということ+疲れや空腹と戦ってイライラしてもきます。

 

実際わたしの次だった706番さんは

「あと2人のはずなのにもう1時間も誰も呼ばれてないじゃないか!」

と憤慨しておりました。

 

公的機関はこういう事態に対応できるシフトチェンジや職員同士の連携が苦手だと思います。

どんなに窓口が混んでも、それぞれがいつもどおりの仕事をする。

(えらい人はどんなに窓口が混乱してもいつもどおり席に座ってたりもする)

 

そこで働く職員さんたちも来客者に怒鳴られたりされながら、もどかしさを感じつつもそれを汲み上げてくれる機会がなかなかないのが現状なのかなと思います。

 

「変わらない」ことが最善である。

残念ながらそれが行政なのかもしれません。

 

もしも「こういう対応得意だけど!」「うちの課、連携してめっちゃスピーディーに対応してるよ」という公務員の方、いらっしゃいましたらぜひぜひその手腕をどんどん発揮してください。

 

公務員の皆様の頑張りを陰ながら応援しております。

 

行政窓口に行くときは

そこで……こぐまは考えました。

 

元公務員こぐまが考える「行政窓口に行くときの心構え5条」

  1. 「待つ」覚悟で行く
  2. 予定のない日に行く
  3. 時間をつぶせるものを持参する
  4. 怒らない
  5. 耐えた自分をねぎらう

 

 

とにかく軽い気持ちで行ってはいけません。

何時間でも待ってやる

読みたかった本を読み終えてやるぜ

なんなら人間観察趣味ですしって

気持ちで行きましょう。

 

そしたら少しくらい待たされても

えっ?もう呼ばれちゃったの?

って思えるかもしれません……?

 

 

そして窓口でめっちゃ怒る人もいますし、そのお気持ちもわかります。

でも……あなたのその怒りを対応するために手をとめなきゃいけない職員がいる。

 

また待ち時間長くなりますから~!!!

 

血圧はあがるし

「あれ?あれって○○さんちの……」って近所の人が見てるかもしれません。

何より怒っても順番早くなりません。

 

「待つ」「イライラしない」の修行を無事に終え、任務を遂行した方は自分を褒めたたえましょう。

わたしはおいしいケーキで自分を癒しました。

 

さぁ釜山へ向けて

釜山への道なんてタイトルにしておきながら、なんだか全然関係ない内容に着地しましが……。

 

とりあえず

パスポートがなきゃ何も始まらない!ということで。

 

釜山への道。

第1歩 パスポートを受け取りました!

 

つづく(予定)