こぐまの解放日誌

自分のことを見つめ直す時間。韓国語とわたし。

[ご報告]ハン検1級に合格しました!

感動の2次試験から、はや4日。

試験結果の通知は9日お届け予定との記載がありましたが、なんだか今日届く予感がしていました。(本日は12月8日)

 

2次試験の記事はこちら↓

 

kogumakorea-japan.com

 

 

午後4時すぎ。

 

郵便やさんが来たと愛犬が教えてくれました。いつもすごい勢いで吠えてくれるんです…。配達員さんの手にはやっぱりありました、それらしき長封筒。

 

受け取った瞬間、わかったんです。

あ、受かった……。

 

なぜなら、プラスチックの感触が。もし合格ならいわゆる最高峰カードが同封されているということは知らされていました。

 

急いで開けると入っていたのがこちら↓

 

慌ててツイートしようとして、あやうく氏名・生年月日を大公開するところでした……アブナイ、アブナイ。

 

受け取ったときの感動は正直、1次試験の合格のほうが大きかったです。2次の面接で、すで達成感を味わっていたからかもしれません。

 

 

 

でも、このツイートをしてから、ほんとに多くの方から「おめでとう」コメントをいただき、合格した実感と嬉しさをじわじわと感じております。

 

あらためてご報告します。

この度、ハングル検定1級に合格いたしました。

 

ウォンビンのかっこよさに衝撃を受け、韓国語の音に魅了され、学び始めてから長い月日が流れました。飽き性のわたしがこれほどまでに長く付き合ってきたものは他にありません。

 

1級に合格したというと「すごい人だ」と勘違いしてくださるかもしれません。

でもわたしは、本当に普通のごく平凡な人間です。

 

韓国語を初めた頃はすでに就職していましたし、その間に結婚や子育て……いろんなことがありました。ほぼスキマ時間の勉強でしたから、1日15分くらいのこともあれば育児で忙しくドラマを観ていただけの時期もあります。

 

自慢ではないけれど1日2時間以上の韓国語勉強をしたことはありません。同じテキストを何周もする根気強さも持っていません。レッスンを受けても復習をしっかりやるタイプではありません。韓国留学をしたこともなければ、韓国にも3回しか行ったことがありません。

 

そんなわたしがなぜ合格できたのか。

 

その答えは「やめなかったから」だと思っています。

たとえ、1分でも1ミリでも……0でなければそれは積み重なっていく。今は見えなくても少しずつすこしずつ進んでいけば、後戻りしているように見えてもいつか「あれ?読める」「あれ?聞こえる」「あれ?話せる」というチェックポイントが訪れる。

 

それは、数か月という短いスパンではないかもしれない。もしかしたらあと1歩だけ進めばチェックポイントだったのに、そこでやめてしまえばその「あれ?」を感じることはできないんじゃないかなっていつも思っているんです。

 

わたし自身、まだまだいくつものチェックポイントを越えなければいけません。ドラマを字幕なしで100%理解できるにはまだまだだし、自分の気持ちをそのまま韓国語にできないもどかしさを常に感じています。

 

韓国語とこれからどう向き合うか。

1級取得者として恥ずかしくない韓国語を使えるように。

そのために何をすればいいか。

しっかりと考えて、韓国語人生の第2ステージへと進もうと思っています。

 

 

国語学習者の皆様へ

いつも温かい励まし、労いありがとうございます。

 

合格に際し、身に余る称賛のお声をいただきますが、わたしにとっては皆さんひとりひとりがまぶしいです。それぞれ仕事や健康、家庭……それぞれの事情があるなかで、誰に言われたわけでもなく日々韓国語に向き合うその姿、尊敬しています。

 

試験に合格できなかったとき、自分の成長を感じられないときこそ、自分の頑張りを認めてあげてください。誰かと比べて自分を責めたり悲観することなく自分のペースで進んでください。

 

これからも韓国語という絆で繋がった皆さんが励まし合い、学習や交流できる温かい環境が守られることを心から願っています。韓国語を学ぶ楽しさをこれからも共にわかちあっていきましょう。

 

日頃の感謝をこめて。  こぐま