こぐまの解放日誌

自分のことを見つめ直す時間。韓国語とわたし。

TOPIKには魔物が住んでいる!? 듣기で2度パニックになる!の巻。

TOPIK受験した皆さま、お疲れさまでした。

4年ぶりに参戦してまいりました、こぐまです。

 

さて、わが県では試験会場がないため、高速道路をかっ飛ばしてお隣の県まで行ってまいりました。

往復3時間+試験時間4時間。

はい、ぐったりです。

 

ひさしぶりの受験で感じたこと、듣기の試験でこぐまに訪れた危機についてお話しようと思います。

 

 

 

試験会場には早すぎず遅すぎず

試験会場への距離や利用交通手段などさまざまですよね。

誰もが「知ってるよ!」って思うでしょうが、試験会場には余裕を持って到着するようにしましょう。

 

今回、わたしはマンホールカードをもらいにいく時間も含め(試験前にすることではないですよね~)余裕を持ったつもりでしたが、初めて行く会場、運転したことのない道、予想外のできごともありました。

 

何かとひとくくりにされることの多い隣県。

親近感を持って行きましたが……

 

우리 〇〇현보다 큰 도시 잖아~!!!

 

気づいたら右折しかできないレーンに入っていたり、こっちじゃなかった~がありました。そして、秋祭りの真っ最中でおみこし通過するのを待ちました。

 

もし、「間に合わないかも!」って焦って向かったら自律神経乱れたまま試験に臨むことになりますし、急いで事故なんて起こしたらもともこもない。

だからやっぱり時間には余裕を持って。

 

逆に早く行き過ぎるのもおススメしません。

近くにゆっくり自分のペースでテキストを見返したり、くつろげるようなスペースがあれば話は別ですが。

 

たいてい会場にはまだ入れないし、座るところもない、寒かったり暑かったり。

早く来てる他の方ががっつり勉強してる風だったりするとなんだか焦ったりするものです。なので、遅からず早からずのベストな時間を狙いましょう。

 

そして試験は始まった

会場には集合時間きっかりに入場できました。

机に受験番号が書いてあると言われたんですが、その表示が小さい!!

しかも順番通りじゃないのか、なかなか見つからない。

 

「え、まさか、わたしの試験、午前中だった?」なんて不安になっていると「上の階にも会場ありますよ~」

 

早く言ってくださいよ~!!!

 

そんなわけで無事、着席したのですがひとつ不安が。

前面の黒板に注意事項や試験の時間区分が貼られているのですが、すべてA4サイズ。

試験の終了が1番前の席でさえ見えないんです。

 

どうせ、試験会場に書いてあるはずと高をくくっていたわたしは「試験の終了時間がわからないかも」という不安にかられました。

試験開始前に〇〇分までです、という説明と10分前、5分前にはアナウンスしてくれますが、試験が何時何分に終わるのかしっかり把握しておくことも時間配分には大切な要素だと反省しました。

 

ともあれ、試験はそうして始まりました。

 

順調な滑りだし…と思ったら、パニック!!!

アリランが流れ、最初は듣기です。

試験開始時はまだそわそわした気持ちもありますが、最初の問題は音声もゆっくりなので10問目くらいには落ち着いてきました。

 

そして中盤にかかって1つの音声につき2問の解答が必要な問題。

2回音声は流れます。

選択肢もそれなりに読まなければいけないので、前の解答がわかれば次の問題の選択肢を読む、という感じで順調に進んでいました。

 

ところが解答をマークしようと思ったところ

 

え、もうマークしてある……え?え?え?

 

ちょっと待って、どこから間違った?

全部ズレてる?

 

もう頭の中は大パニックです。

 

自分の前回のブログでも「マークのズレは命取りです」なんて偉そうに言ってました。

まさにそれです。自分でやりました。

 

パニックになると、これまで聞こえていた韓国語の音声がまったく頭に入らなくなりました。どうにか気を取り直して修正し、それらしい答えを選択しましたが、ここで少なくとも2問は落としています。もしこの問題も正解していたら私はリカバリーの天才だと思います。

 

どうにかこうにか持ち直して落ち着き始めたころ。

通路を挟んだ隣の方がイライラし始めたのか、自分の靴と靴をこすり合わせ始めたんです。ご本人は無意識なのかもしれないけど、そんなに大きい音ではないけど、1度乱れたこぐまの心を乱すには十分すぎました。

 

隣の人のそれ、気になる~!

試験の音声よりもそちらに自分の耳がロックオン。韓国語が頭に入ってこなくなりました。再びパニック到来です。

 

チーン……

 

またどうにか魂を呼び戻しましたがここでも2問くらい落としたはず。

 

そうしてわたしのリスニングは終了しました。

 

いざ、쓰기へ。

듣기に続いて쓰기。この試験の最大難関、作文です。

 

51,52番とりあえず書けた。53番グラフの問題、書き始めたのはいいんですが、さっきのパニックの後遺症か1行目があと5マスも残っているのに次の行に移ってしまうという意味不明の大失態。

 

用紙を交換してもらおうかとも思いましたが、大幅に修正テープで直して書き続けました。修正テープの上ってやっぱり書きづらいし、どうしても薄くなってしまいます。きちんと採点してもらえるのだろうか……。

 

53番は今までテキストにあった問題+αって感じだったので、書き足らない部分があったかもしれません。

54番は휴식でしたよね。大きな勘違いをしていなければ(急に不安)それなりに書けたけど無駄に単語を書いて綴りが怪しい部分もある。

 

とにかく、どうにか書きました。

 

もう帰りたいけど…읽기

듣기,쓰기で全力を使い果たしたら、もう帰っていいですよね。

って状態で始まる읽기。

 

こちらは15分前にはひととおり終わってある程度見直しもできました。

マークミスがなければそれなりに大丈夫かと。

やっぱり읽기が好き。

 

この試験、順番が逆だったらもっと全体の点数落ちますよね。

疲れたら集中力はどんどんなくなっていきますから。

 

戦いを終えて思うこと

とにかく、体力、気力、集中力!!!

長時間座っていることだけでもつらいのに、高度の集中を強いられ、結果によっては心を打ちのめされるという過酷な「戦い」そのものでした。

 

たとえ、何が起きても動じないこころ。

つまずいても起きあがる強さ。

 

韓国語の実力うんぬんよりも大切なものがあると気づかされました。

 

そしてそんな受験体験を聞いて、「わたしはまだまだ受けられない」「いつか受けよう」と思っているそこのあなた。

 

いつかは待っていても来ません。

ぽちっと申し込んでさえしまえば、受けるしかなくなります。「いつか」が〇月〇日になります。

そして、受けた人にしか語れない何かが待っているはず。

ぜひぜひ、チャレンジしてください!みなさんの挑戦を応援しています。

 

受験されたみなさん、ゆっくり休んでくださいね~。

 

受験地のおみやげとして買ってきたものの、製造地を見たらうちの県で作ってました。以上、ボロボロのこぐまでした。