こぐまの解放日誌

自分のことを見つめ直す時間。韓国語とわたし。

古きよき昭和。ザ・長女だった小学生時代[Day5昔はどんな子どもだったのか]

わたしが子どもの頃には今のようなインターネットなんてありませんでし、夏もここまで暑くはありませんでした。

 

だから比較的、外で遊んでいました。

小学校が終わると決められた下校時刻までは校庭で自由に遊んで良かったし、空き地も多かったのでバッタやとんぼを捕まえたり、「ピクニック」と称してお弁当を持って近所の団地の公園で過ごしたり……。

 

仲の良かった友達がいつも最新の遊び道具を持っていて、ローラースケートやフラフープ、一輪車にブタミントン……わたしも親や祖母におねだりしてどうにか買ってもらった記憶があります。匂い玉集めに匂い付ティッシュの交換、キューピットさんなんかもやりました。

 

当時のガチャガチャは当たりとハズレがあって、当たれば「噛みつきばぁちゃん」、ハズレはほんとにガラクタ。お祭り屋台のくじ引き景品もハズレは子どもが絶対に食べるはずのない「朝鮮人参ガム」、そういう面では結構ひどい時代でした。

 

ピアノや習字にスイミング、そろばん。何でもやってみたいといって習わせてもらいました。決して裕福な家庭ではなかったので、今思えば両親は大変だったはずです。

 

そうやって思い出してみると、子どもらしい子ども時代を過ごせたのかもしれません。

 

性格はちょっとデリケートなところがあって、発表会などの日には必ずと言っていいほど発熱していました。多くの長女がそうであるように?しっかり者。それを母親が自慢げに誰かに話しているのを聞くのが嬉しかったのかもしれません。

本が大好きで委員会はずっと図書委員。おおみそかの日は夜中まで起きていていいので、「りぼん」や「なかよし」を買って読むのが恒例でしたし、古本屋さんにも行きました。その頃に読んだはずのたくさんの本については覚えていないけれど、きっとその本たちのかけらがわたしの体の一部となって言葉の引き出しに入っているはずです。

 

今でこそ、あっという間に毎日が過ぎていくけれど、子どもの頃の1日って本当に長いものでした。

雨で友達とも遊べない日には、どうやって過ごそうか長い長い一日に途方にくれたものです。今となっては、そんな何にもやることのない「ひまだ~」って叫びたくなるような贅沢な日はやって来ません。

 

思いつくままにまとまりなく書いてしまいましたが、このお題のおかげで懐かしい少女時代を思い出すことができました。もう戻れない懐かしい日々。大切にしまっておきたいですね。