こぐまの解放日誌

自分のことを見つめ直す時間。韓国語とわたし。

2022 大晦日に思うこと

2022年最後の日。

みなさんはどんな1年だったでしょうか?

 

こぐまは……大きく人生の舵を切った1年になりました。

長年、しがみついていた安定という命綱をはずし自分の足で歩いてみよう!と震える一歩を踏み出した4月。

 

正直、生活が激変した!と言えるまでの感覚はありません。なぜか毎日忙しく規則正しく生きてます。染みついた生活習慣、ずっと付き合ってきた性格は仕事を辞めたくらいでは何も変わらないようです。

 

韓国語的には

久しぶりのTOPIK受験、ハングル検定1級合格、TQE3度目の不合格と自分でも詰め込みすぎたことを後悔した試験の嵐。

 

韓国語垢を通じて出会った方々と実際にお会いしたり、mocriでお話したり。言葉だけの繋がりからお声を聞いてお顔を見て、立体的なお付き合いへと変化しました。

 

またこのブログ「こぐまの解放日誌」に自分の思いをカッコつけずに書き始めました。

決して上手な文章ではないけれど、みんなの役に立つような記事は書けないけれど。

誰かの心には届くように。

 

そんな1年の終わりに感じること、みなさんと共有したい思い、3つ書いてみます。

 

自分の成長は自分では確認しづらい

試験に受からなかった

全然勉強できなかった

 

真面目なわたしたち学習者はダメ出しが得意です。働きながら、子育てしながら、介護しながら勉強しようというだけだってすごいことなのに、そんな自分を褒める暇がないくらい責めてしまうこともありますよね。

 

試験は合格か不合格か、はっきりと結果が出るので自分の成長を確認する方法のひとつではあります。でも受からなかったからって成長してないはずがない。試験を受けるために重ねた勉強は自分を成長させていないはずがない。そんなふうに思うんです。

 

あなたの韓国語能力、今年は何メートル成長しましたよ、とかレベルいくつまで来ましたとかいうお知らせはないので「全然成長していない」って思ってしまうかもしれないけど。

 

少なくとも、今、自分が思っている以上にあなたは今年成長しました!

こぐまが認定します。(なんの保証もございませんが)

 

語学はまさに幅の広い螺旋階段。のぼっている時は息切れもしているし、自分がどこまで来てるのか確認しづらい。でもいつか振り返ったら「こんなとこまで来てたんだ」ってびっくりするときが来る。

 

だから今日くらいは今年1年頑張った自分に「おつかれさま」を。

 

マイナスの感情との付き合いかた

みんな誰もが1年中やる気に満ち溢れて毎日ハッピー!というわけにはいきませんよね。

 

自分だけ取り残されているような

何をやってもうまくいかないような

今やっていることに意味があるのか疑ってしまうような

 

そんな真っ黒な気持ちになる日だってありますよね。

 

心ない言葉を目にしたり

誰かの頑張りをあざ笑う人に出会ったり

大切な交流の場を乱そうとする刺客が現れたり

 

誰かと繋がることが怖くなってしまう日もある。

 

マイナスの感情、負のパワーは大きく心を支配しがち。

でも、そんなときこそ「今、自分ができていること」「持っているもの」「周りにいる大切な人たち」を意識してひとつひとつ確認してみるのはいかがでしょうか。絶対プラスの数の方が多いはず。

 

そして、早めに少しの間でも「マイナスの根源」と距離を置いてみる。

あることないこと想像してそのマイナスにがんじがらめになってしまう前に。

 

わたしも過去、マイナスの感情に支配され多くの時間を無駄にしました。離れて見たらたいしたことじゃないし、問題を大きくしているのは自分だったことに気づいたりもしました。

 

自分の気持ちが落ち込んだとき、上手に切り替える方法、やり過ごす術を身につけたら1年が少し快適にすごせるんじゃないかなって思います。

「できる」を「できない」に変えて

皆さんは自信、ありますか?

 

そもそも自信とは……

自分の価値・能力を信ずること。自己を信頼する力。

 

なんだか「自信がある」というとちょっと傲慢のような感じがして謙遜を重んじる日本人としては抵抗がありました。

 

実際、20代の頃は謙虚こそ美徳と思って生きてきたこぐま。

謙遜をはき違えていつのまにか「自信のないキャラ」が染みついてしまったのです。

 

でも自信って「わたし、すごいでしょ」じゃなくて「わたしなら大丈夫」っていう気持ち。そういう意味での自信ならばわたしの中にもあるかもしれない。ハングル検定も「わたしには無理!」とは思わなかったし、退職を決意したのも「きっと自分でどうにかこうにか頑張れる」と思えたから。

 

そもそも「できない」と思いながらやったっていい結果は出せない。

 

母親として子ども達には「できないって思っちゃったらできるはずないよ!」といるくせに、自分の中で「あれはできない」「わたしには無理」と思っていること、実はたくさんあります。

 

どんなに周りの人から「できるはず」って言われても、どんな試験に受かっても、自分がOKを出さない限りは前には進めない。

 

何事も「できる」と思うことがスタート。

「できる」自分を信じなくちゃ始まらない。

 

だから2023年は「できない」を「できる」に変えて自分に暗示をかけていこうとたくらんでいます。

 

みなさんも一緒に何かひとつ、「できるはずない」と心に鍵をかけていたこと、本当は踏み出すのが怖かったことやってみませんか?

 

1年間、たくさんの刺激や励まし、ありがとうございました。頑張る皆さんの姿にたくさんの感動をいただきました。新しい1年、同じ気持ちの皆様と励まし合い共に成長していけることを願っています。

 

よいお年を。  2022.12.31 こぐま